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ヒトのコトバ
本でも雑誌でも
人の言葉を読む事の出来ない時期が長かったな
と、ふと思い出しました。
自伝等々
その人がどう生きて来たかの言葉を
素直に吸収したり自身に重ねたり
全く出来ませんでした。
自伝を出したり、取材を受ける様な方々は
輝いている方が多いので
その姿を見れば尚更の事。
自分がくすんで見えて仕方がなかった。
人間を構成しているベースが違う。
と
まるで宇宙人を見るかの様に
考え方、向き合い方までを否定しておりました。
そんな曲がった見方しか出来ない自分に
また嫌悪感を持つ悪循環。
最近は雑誌の取材をして頂くと
皆さん最新号をプレゼントして下さいます。
当たり前の事の様に広げて読んでいて
あ
と気が付く。
いつの間に読める様に成ったのかしら。
百恵さんの『蒼い時』も積極的に購入して読んでいましたので
少し前の事なのでしょうね。
時代も違えば
環境も違いますし
何より積み重ねて来たものが違うので
全てが自分に返って来る事では勿論無いのですが
何処か自分との繋がりを探してヒントに出来たり
それはそれと客観的に読めたり。
良い距離感を持てる様に成ったのだと感じます。
ここから広がる何かに
また期待が膨らむのです。
…と書きながら
感じてしまいました。
何かが疼きました。
まだ心の奥底にくすぶっている曲がった気持ちに
引っ張られない様に
邁進するのです。